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希望の職種への転身術「キャリアコンビネーション」
キャリアにはさまざまな積み方がある。ひとつの職種でじっくりキャリアを積み重ねて、スペシャリストを目指すケースもあれば、さまざまな職種を経験することでキャリアアップできるケースもある。今回は異なる職種経験を組み合わせて、新たな職種に転換した事例を紹介しよう。
2011年1月5日
キャリアコンビネーション事例
ケース1 営業職 × 経理・財務職→経営企画職
経営企画職を目指して、計画を立てて着実にキャリアアップ!
■Kさん(31歳)のキャリアコンビネーションエピソード
■経営企画職でどのように活かせるか?
ケース2 SE × 営業職→セールスエンジニア
一度は断念したSEのキャリアを活かして、理想の職種にキャリアアップ!
■Oさん(30歳)のキャリアコンビネーションエピソード
大学では情報工学を専攻していたOさんは就職先として、大学で学んだプログラミングスキルを活かせるソフトハウスに、SEとして就職した。それ以来、主に金融系の業務用システムの開発を担当。設計〜テスト〜リリース〜運用領域全般を担当することで着々とキャリアアップし、入社4年目の26歳の時には10人規模の開発スタッフをまとめるプロジェクトリーダーに昇進した。しかし開発業務は多忙を極め、体調を崩してしまう。そして1年間ほど休職することに。
■セールスエンジニアとしてどのように活かせるか?
そのほかにも、こんなキャリアコンビネーションも
営業 × リサーチャー→広報
意外に思うかもしれないが、特に社外広報では交渉力が非常に重要。自社ブランドを効果的にアピールできるメディアの選定に「リサーチ能力」が、そこに自社ブランドを売り込んで採用してもらうために「交渉力」が必要だ。
営業 × 店長→フランチャイズ系スーパーバイザー
営業では工数管理や数字管理を学べるし、店長は店舗の状況を把握しながらマネジメントをとる経験が積める。スーパーバイザーには「数的理解力」と、「現場の実情を理解して改善策を提案する力」が求められる。
企画営業 × 人事→キャリアカウンセラー
最近の人材コンサルティング会社は、社員のモチベーションアップ法など、提案志向の強いところが多い。そのため、「人事業務に精通している」だけでは通用せず、「企画力」、「提案力」が必要。
SE × 法務→特許技術者
特許技術者には、ある技術が「特許に値するかどうか」を評価するための知識が必要。「技術的なバックグラウンド」を持っていることは必須で、そこにさらに法的な知識を身につけるというパターンが一般的。
SE × 営業→セールスプロモーション
最近ではWebのシステムが絡んでくる宣伝手法が多い。そのため、「Web開発経験」を持っていることは強みとなる。さらに「対人折衝能力」や「人を動かす力」を身につけているとセールスプロモーションで活かすことができる。
自分の今後のキャリアが明確な人も、そうでない人も。
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- EDIT&WRITING
- 山田モーキン
- ILLUST
- 内山弘隆